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太陽と月の神話214 ふたつの太陽の誕生(済州島) [太陽と月の神話]

こんにちは。太陽の魔女マリィ・プリマヴェラです。

太陽と月にまつわるお話は世界中にたくさんあります。
太陽と月の魔女ブログでは、そんなお話をご紹介していきたいと思います。
今日は、済州島に伝わる太陽にまつわる神話をご紹介しましょう。

原初、この世は天と地との区別がなく、
混沌としていました。
しかし、いつともなく空らしいところの一角と
大地らしいところの一角とが開き、
空と大地がはっきりしてきたのです。

この区切りが徐々に広がりだすと
今度は大地に山が盛り上がり、
水が流れ出すようになりました。
また空からは青い露が降り、大地からは黒い霧が吹き出し、
それぞれがまじりあい、
陰陽のバランスが取れた結果、万物が生まれ始めたのです。

まず最初に星が生まれました。
しかし、その数が増えようとも暗黒の世界が続きました。
その暗い世界では、
東には青い雲、西には白い雲、南には赤い雲、北には黒い雲、
そして真ん中では黄色い雲がもわもわとしていました。

あるとき天皇鶏が首をおこし、地皇鶏が翼を大きく広げ、
人皇鶏が尾を振りながら大きな声で鳴きました。
すると東の方角から闇が明け始めたのです。

このとき天上に住まう玉上皇帝天地王が太陽をふたつ出しました。
同時に月もふたつ出したのです。
こうしてこの世が生まれ、太陽もまた生まれたというわけです。


参考:「世界神話辞典」角川書店


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