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魔女コレクション 97回 オトフリート・プロイスラー著『小さい魔女』 [魔女コレクション]


こんにちは。太陽の魔女マリィ・プリマヴェラです。

映画・小説・グッズ、そして魔女のお話など
太陽と月の魔女がみつけた魔女にまつわるものを
ブログ【太陽と月の魔女】でご紹介していきたいと思います。
今回は、1965年に翻訳書が発行され、
今なお愛され続けているドイツの児童書『小さい魔女』をご紹介しましょう。

ドイツの最優良児童図書に選ばれた本であり、
日本では全国学校図書館協議会必読図書となっています。

IMG_4759.jpg



原題は  Die Kleine Hexe(ディー・クライネ・ヘクセ)。
ドイツの児童文学作家オトフリート・プロイスラーが1957年に発表した作品です。
第2次世界大戦が終わって12年後ですね。
敗戦国ドイツは復興に向かっていた時代です。

「むかしむかし、ひとりの小さい魔女がいました。
年はたったの百二十七でしたがね、
百二十七なんていえば、魔女のなかまでは、
まだ、ひよっこみたいなものなんです。」
という一文から、この物語は始まります。

127歳の「小さい魔女」が掟を破って、
ブロッケン山での“ワルプルギスの夜”にこっそりまぎれこみ、
(そう、年に一度の魔女の大宴会です)
大きい魔女たちに見つかって
来年のワルプルギスの夜までに「いい魔女」になるよう
命じられます。
そこで小さい魔女は、いい魔女になるために
一生懸命に勉強しました。
何百ページもある魔術の本を全部暗記し、
人助けをし、善行を重ねて1年を過ごしたのです。
そして翌年のワルプルギスの夜の前日、
大きい魔女のお頭のテストを受けました。
「本物のいい魔女になったかどうか」を確認するためです。

ところが大きい魔女の言う「いい魔女」とは悪行をする魔女であり、
小さい魔女の考えた「いい魔女」とは善行をおこなう魔女。
小さい魔女は、テストに失敗してしまったのです。
さて小さい魔女はどうしたでしょう…?

…そんなストーリーなのですが、
表紙をごらんください。
小さい魔女は、頭にスカーフをかぶり、
着ているものといったら、普通の洋服。
とんがり帽でもなければ、黒装束でもありません。
そう、いわば農家のおかみさんみたいな恰好で描かれているのが、
ドイツの魔女の特徴。

ワルプルギスの夜の魔女の大宴会も、ドイツならではの話ですしね。

ドイツ魔女の研究家・西村祐子先生を師と仰ぐ太陽と月の魔女には
とても親しみのある本なのです。


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