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太陽と月の神話 第173回 月と生理 [太陽と月の神話]

月の魔女・小泉茉莉花です。

太陽と月にまつわるお話は世界中にたくさんあります。
太陽と月の魔女ブログでは、そんなお話をご紹介していきたいと思います。
今回は ブラジルのカシナウア族に伝わる月の神話をご紹介します。

カシナウア族では、月は刎ねられた人間の首が天に昇ってできたという
神話が伝えられています。

アリナウア族の男が首を狩られたとき、
「俺の首は天に昇って月になるだろう。
そして、眼が星に血が虹になったとき、
おまえたちの女房も娘たちもみんな血をだすだろう」と言ったのだ。

やがて、日が暮れると、その男の言ったとおり、
首は満月に変わり、眼はきらめく星になった。
そして、月がこうこうと輝き始めると、
妻も娘もことごとく出血した。

女房たちが血を出し始めると夫たちは一緒に寝ました。
すると生理は止まり、やがて女たちは身籠ったのでした。

参考文献 世界神話事典 創世神話と英雄伝説 
大林太良・伊藤清司、吉田敦彦、松村一男編 角川ソフィア文庫
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